アサヒグループホールディングスの2026年1-6月期(上期)営業利益は、前年同期比56%増の1441億円と過去最高だった。土地売却益の発生や事業統合関連費用の減少が奏功したほか、前年の減損損失の反動で大幅増益となった。

決算発表を受けて同社株は上げ幅を拡大し、一時前日比3.2%高の1736.5円を付けた。

発表によると、恒常的な事業の業績を示す事業利益は、前年同期比1.5%増の1114億円だった。ただ、円安効果を除くと同8.5%減と、システム障害の影響や欧州やアジアパシフィック(APAC)の需要減少が影響した。

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

地域別の事業利益は、サイバー攻撃の影響や物価高によるコスト増により、日本・東アジアで11%減少した。一方、円安効果などで欧州では8.7%、APACでも18%の伸びとなった。為替影響を除くと欧州は6.1%減、APACは0.2%減だった。

アサヒGHDは26年12月期(通期)計画の営業利益60%増、事業利益10.6%増を据え置いた。

同社は昨年9月にサイバー攻撃を受けてシステム障害が発生し、今年4月に全商品の出荷を再開した。経理システムを停止した影響で決算業務にも遅れが出ており、上期と1-3月(第1四半期)の業績を同時に発表した。

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