イオンモール熊本は“年2回”避難訓練を実施 マニュアル周知は?
井上キャスター:
JNNのアンケート調査結果によると、イオンモール熊本では、避難訓練が年2回実施されていたことが分かりました。

▼飲食店 運営会社
「定期的な避難訓練が実施され、避難後は館内には戻らないよう説明を受けている」
一方で、次のような回答も得られました。
▼飲食店 運営会社:
「訓練は定期的に行われていたが、参加できないテナントもある」
避難訓練が実施されていても参加できない可能性もあると思います。いずれにしても今回の熊本地震で避難誘導がしっかり行われたというのは、訓練の成果が出ていると言えるのかもしれません。
次に、マニュアルについてです。マニュアルについても店舗によって大きく回答が変わりました。

イオン 吉田昭夫社長(7月29日)
「一旦、避難したものは館内に入らないというのが我々のマニュアルのルール」
という見解を示していた一方で、店舗の運営会社側は…
▼印鑑店 運営会社
「会社にはいただいていない」
▼アパレル 運営会社
「実物は見たことがない」
▼飲食店 運営会社
「直接説明を受けた記憶はありません」
などとイオンの吉田社長とは異なる回答をしています。
なかには、「マニュアルはあった」「現場がどうなっているのかが分からない」とする回答もありました。

イオンは取材に対し、「店舗の担当者にはマニュアルを渡していたが、運営会社には共有しておらず、契約時に『災害時に関する規則』を渡していた。マニュアルのあり方を見直していきたい」と述べていました。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
今回のJNNのアンケート調査は、すごく意味のある調査報道だと思いました。災害時に、実際にマニュアルがどこまで機能するか、しないかということが分かってきたように感じます。
また、マニュアルは文書で渡されても、現実にはほとんど見ないというケースが多いことがハッキリしたのではないでしょうか。
訓練についても、地震後のヒビが入っている、廊下が危なくなっていることまでは想定できたと思うのですが、ガス爆発の発生は想定できなかったと思います。今後、想定外のことが起きた時に、いかにして更新していくかという問題提起にもなると思います。
出水麻衣キャスター:
イオンモール熊本には色々な人が勤めていて、運営会社の社員やアルバイトがいて、7月28日に初めて出勤した人もいると思います。そのため、いかに全員に対して安全の規則を浸透させるかというのも一つの課題だと考えます。