イスラエル行きの旅客機で副操縦士が機長を襲撃し、その後、緊急着陸した事件で、機長が「副操縦士が祈りを始めた数分後に突然襲われた」と当時の状況を明らかにしました。
この事件は先月30日、ドバイからイスラエルのテルアビブに向かっていた旅客機で起きたもので、UAE=アラブ首長国連邦の捜査当局は、副操縦士が非常用のおので機長を襲い、操縦装置を掌握しようとするなど「テロ行為を図った」としています。
こうしたなか、重傷を負ったインド国籍の機長は3日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話で話し、イスラエル首相府がその様子を公開しました。
機長によりますと、副操縦士から祈りの時間を設けたい旨を告げられ、前を向いていたところ、4~5分後に突然、後頭部に強い衝撃を受けたということです。
当初は機体に重大な不具合が起きたと考えたということですが、何度も殴られ、副操縦士に襲われていると気づいたとしています。
機長は視界がぼやける中、機体の急降下を感じ、助けを求めるため操縦席の扉を開けたことを明らかにしました。
UAEの当局は、動機や事件の背景について捜査を続けています。
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