来週月曜日から通常国会が始まります。岸田政権が打ち出した防衛費の増額などをめぐり、与野党の論戦が交わされる見通しです。
第211回通常国会は週明け23日に召集されます。初日は、岸田総理が今年1年の政治方針をしめす施政方針演説が行われます。
政府・与党は、防衛力の強化や少子化対策などを含んだ歳出総額が過去最大のおよそ114兆円となる2023年度予算案を年度内に成立させ、4月の統一地方選挙や衆議院の補欠選挙に向けて弾みをつけたい考えです。
対する野党は、いわゆる“防衛増税”に反対するほか、原発の運転期間の延長を可能にする原子炉等規制法改正案や入管法改正案などについても徹底追及していく構えです。
また、引き続き、細田衆院議長と旧統一教会の関係を問いただしていくことにしています。
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