米ブルー・アウル・キャピタルは、社債発行を通じて約5億ドル(約796億円)の調達を目指している。事情に詳しい関係者が明らかにした。今年に入り、同社のプライベート・クレジット・ファンド3本が債券を発行している。

関係者の1人によると、10年債を発行するのは資金調達子会社であるブルー・アウル・ファイナンスで、IPT(イニシャル・プライス・トーク)では、米国債利回りに対して約2.5ポイントの上乗せで提示されている。ブルー・アウル・キャピタルを含む10以上の事業体が保証人となっており、調達資金はリボルビング・クレジット・ファシリティー(回転信用枠)の借入金の返済に充てられる予定だ。

ブルー・アウルはコメントを控えた。

ブルー・アウルのような企業が運用するプライベート・クレジット・ファンドは、AIをめぐる懸念からソフトウエア関連債務の評価が低下したことで、今年に入り投資家の懸念材料となっていた。ブルー・アウルを含む一部のファンドは、償還請求を制限せざるを得なかった。

しかし、複数の上場ファンドが公表した最近の第2四半期決算を受け、こうした懸念はやや後退した。ブルー・アウルは、AIをめぐる懸念が和らぐ兆しが見られる中、融資先企業のファンダメンタルズは引き続き堅調だとしている。

ブルー・アウル・ファイナンスは今回の起債に先立ち、10日に投資家向け電話会議を開いた。ブルームバーグ集計のデータによると、同社の起債は2024年以来。今年に入り、ブルー・アウルのクレジットファンド3本は4回の債券発行で計18億ドルを調達しており、直近の起債は6月だった。

原題:Blue Owl Sets $500 Million Bond Sale to Pay Down Credit Lines

(抜粋)

--取材協力:Ying Luthra.

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