トランプ米大統領は、連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長について、先月の利上げ決定に反対票を投じるべきだったと主張した。一方で、中央銀行の決定をめぐってウォーシュ氏を責める考えはないとした。

トランプ氏は、1日に掲載された米誌タイムのインタビューで「ケビン・ウォーシュを責めるつもりはない。ただ、私が彼の立場なら、おそらく理事会の決定に反対票を投じていただろう」と語った。

トランプ氏は以前から、FRBに利下げを迫ってきた。しかしFRBは先月、こうした圧力に反して政策金利を0.25ポイント引き上げ、さらに年内に追加利上げを実施する見通しを示した。いずれもインフレを抑制するための措置で、採決は全会一致だった。

トランプ氏は、ウォーシュ氏の前任者であるジェローム・パウエル氏について、積極的に利下げを進めなかったとして激しく非難した。一方、自ら選んだウォーシュ議長への信頼は変わらないと強調し、代わりに、理事会が政治的な動機で動いているとして非難している。

「すっかり政治色を帯びてしまった。ケビン、君を責めるつもりはない。残念なことだ。不公平だ」とトランプ氏は述べた。

さらに、「理事会はわれわれに対して非常に敵対的だ。彼らは『トランプを苦しめたい』と言っている。みんなのために行動しているわけではない。『トランプ嫌悪症候群』にかかっているからだ」と語った。

原題:Trump Says Warsh Should Have Voted Against Fed’s Rate Hike(抜粋)

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