アポロ・グローバル・マネジメントやブラックストーンなど米大手資産運用会社は、AIインフラの整備に5000億ドル(約79兆6000億円)を投資する枠組みで半導体大手エヌビディアと提携する。

10日の発表によると、この提携にはブラックロック、ブルックフィールド・アセット・マネジメント、ゴールドマン・サックス・グループ、KKRも参加する。「エヌビディアの顧客向けに有利な条件で大規模な資金を確保する」としている。

エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は発表文で「世界有数の長期資金の提供者を結集し、それぞれが独立してAIインフラに資金を供給する」と説明。「こうした資金調達の枠組みにより、顧客は不足するAI向け計算能力を大規模に確保し、AI時代にあらゆる産業や国を支えるAI工場を構築できるようになる」と述べた。

エヌビディアはすでにAIエコシステムの中で、多数の企業と数千億ドル規模の契約を結んでいる。こうした契約の循環的な性質が、業界全体の需要とバリュエーションを膨らませているとの懸念の声が上がっている。

エヌビディアは、ソフトバンクグループ傘下のSBエナジーが米オハイオ州で開発する5000億ドル規模、10ギガワットのデータセンター拠点で、OpenAIが計算能力をリースできるよう最大2500億ドルの資金保証を提供する方向で協議していた。ブルームバーグが先月報じた。

事情に詳しい関係者によると、エヌビディアは米国データセンタープロジェクトを巡り、エヌビディア製半導体の購入資金として、OpenAIに3500億ドルを融資することについても協議していた。

ウォール街の金融機関も同様に、世界的なAIデータセンターの建設ブームに数千億ドル規模の資金を投じている。

原題:Nvidia to Team With Wall Street on $500 Billion Funding Package

(発表内容を追加して更新します)

--取材協力:Ian King.

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