(ブルームバーグ):今年のサッカー・ワールドカップ(W杯)で米男子代表チームを率いたマウリシオ・ポチェッティーノ氏の監督続投が決まった。2030年のW杯までチームを指揮する契約を結んだ。
米サッカー連盟の発表資料によると、ポチェッティーノ氏の契約延長に必要な資金の主な財源は、マイアミに拠点を置くヘッジファンド、シタデルの創業者である資産家ケン・グリフィン氏からの寄付となる。このほか、投資会社ダイアメター・キャピタル・パートナーズの共同創業者スコット・グッドウィン氏、高級ブランドポートフォリオ企業マダラックス・グループの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のアダム・フリード氏に加え、同連盟の複数の商業スポンサーからも支援を受けるという。
グリフィン氏は発表資料で、米男子代表について「この20年超で屈指のW杯成績を残した。選手たちの才能とマウリシオのリーダーシップの成果だ」と称賛。「彼が戻ってくることを大変うれしく思う」と述べた。
交渉に詳しい関係者1人によると、ポチェッティーノ氏とスタッフの報酬は、前契約から引き上げられた。財務内容について公に話す権限がないことを理由に匿名を条件に語った。スタッフの給与やその他の費用を含めたポチェッティーノ氏の当初2年間の契約総額は約2000万ドル(約31億5000万円)だった。
同連盟は、同氏の契約延長に関する金銭面の詳細についてコメントしなかった。
24年にポチェッティーノ氏を迎えた際、グリフィン氏とグッドウィン氏は契約費用の大部分を負担し、重要な役割を果たした。
同連盟のJT・バトソンCEOは契約延長の発表資料で、「マウリシオとスタッフが、私たちと取り組む約束をしてくれたことを、この上なくうれしく思う」と述べた。
ポチェッティーノ氏は、アルゼンチン出身の元選手で、チェルシーやパリ・サンジェルマンなど欧州の強豪クラブを率いた経験を持つ。同氏の下、今夏のW杯で米代表は16強に進み、ベルギーに4-1で敗れた。同連盟は開幕前に契約延長を打診していたが、当初の契約は大会終了時に満了した。
グッドウィン氏は今夏のW杯後、「彼は歴代の米男子代表監督で最高だ。比較にならないと思う」と語った。
原題:Pochettino Signs New US Soccer Contract, Funded by Griffin (1)(抜粋)
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