(ブルームバーグ):欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が2日に発表したユーロ圏の9月の消費者物価上昇率は、前年同月比3.8%で、2023年9月以来の高水準となった。8月の3.2%から伸びが加速した。欧州中央銀行(ECB)が追加利上げに踏み切るとの観測が強まりそうだ。
ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値は3.7%だった。
エネルギーなど変動の大きい項目を除くコアインフレ率は、予想通り2.5%だった。最近の物価上昇圧力はエネルギーが主因となっている。サービス価格の上昇率は3.2%に加速した。
これまでのところ、欧州経済は底堅さを維持しているものの、足元の物価高の波に耐えられるのか、疑念が強まりつつある。国民の不満の高まりを受け、ドイツなどはガソリンスタンドでの燃料価格高騰を和らげるため、燃料税を引き下げた。
ECBは、こうした対象を絞らない措置がインフレ問題全体をさらに悪化させる可能性があると懸念している。

原題:Euro-Zone Inflation Tops Estimates to Hit Three-Year High (1)(抜粋)
--取材協力:市倉はるみ、Joel Rinneby、Barbara Sladkowska、Zoe Schneeweiss、Alexander Weber.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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