米マルチストラテジー・ヘッジファンド運営会社ミレニアム・マネジメント(運用資産920億ドル=約14兆4900億円)は、7月にAI関連株が売り込まれたことで株式ポートフォリオが打撃を受け、運用成績がマイナス2.1%と落ち込んだ。

非公開情報を理由に関係者が匿名で語ったところでは、先月のマイナスが影響し、年初来リターンもプラス8.2%に縮小した。

別の関係者によれば、数理モデルやあらかじめ設定したルールに基づいて取引を行うシステマティックトレーディング戦略のクオンテッジ(運用資産72億ドル)は、7月にプラス7.8%の運用成績を残し、年初来リターンはプラス34.6%となった。

両社の広報担当者はコメントを控えた。

AIや半導体関連株が下落した7月は、OpenAIの元研究者レオポルド・アッシェンブレナー氏創業のファンド運営会社シチュエーショナル・アウェアネスがマージンコール(追加の担保請求)に直面し、同社は上場株式ポジションの大部分をシタデルが買い取ることで急場をしのいだ。

原油価格高騰でインフレ不安も高まり、米30年国債利回りは上昇した。

一部ヘッジファンド運営会社の暫定的な推定リターンは次の通り。いずれの会社の担当者もコメントを控えた。

原題:Millennium Lost 2% Last Month as AI Trade Whipsawed Hedge Funds(抜粋)

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