(ブルームバーグ):三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下のSMBC日興証券は3日、2026年4-6月期(第1四半期)の連結純利益(海外拠点含む)が前年同期比89%増の371億円だったと発表した。相場上昇を伴う株式取引の活発化を追い風に、リテールを担う営業部門が好調だった。
第1四半期の部門別営業利益は、営業部門が同2.9倍の308億円。株式や債券の引き受けなどグローバル・インベストメント・バンキング(GIB)部門は同53%増の173億円だった。一方、トレーディングなどを担うグローバル・マーケッツ(GM)部門は25億円の損失と2四半期連続の赤字となった。
大手や中堅・中小を含め国内証券会社の第1四半期決算は、良好な株式市況に支えられ、各社が好業績となっている。SMBC日興の売上高を示す純営業収益は同45%増の1779億円と、09年に三井住友FGの傘下に入って以降の最高額を記録した。
財務担当の後藤歩常務執行役員は同日の決算会見で、GM部門の営業赤字について、27年1月に開業を予定している米ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループとの新会社「SMBC日興ジェフリーズ証券」の準備費用や海外事業の業務拡大に向けた先行投資などがかさんだと説明。ただ、「機構改革の成果は徐々に現れている」と述べた。

(4段落目に財務担当の常務のコメントを追加して記事を更新します)
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