片山財務大臣は過度な円安を食い止めるため、日米両政府が円買いの為替介入を実施したと明らかにしました。発表後、円相場は一時、155円台まで値上がりする場面がありました。財務省前から中継です。
今回の協調介入について「日米通貨同盟の完成形」とした上で、政府はさらなる為替介入も示唆しています。
片山さつき 財務大臣
「日本国財務省は米国財務省と協調して、円買い介入を実施しました。我々は今後もさらなる協調介入を実施することも躊躇しません」
財務省 三村淳 財務官
「今からが大事。一切怠りなく対応を続けたい」
円買いの協調介入は、1998年の金融危機の時以来28年ぶりで、片山大臣は「日米両政府は無秩序な動きに対しては断固たる措置をとり、実行する」と述べました。
外国為替市場では午前9時半ごろから急速に2円以上円高が進み、1ドル=155円台前半をつけました。
財務省幹部は「円高トレンドに変わった時の介入は絶大な効果がある」と話していて、再び為替介入が行われたとの見方が出ています。
一連の介入により、164円にせまっていた円相場は9円近く円高方向に進んでいます。
高市総理が積極財政を続けるなか、異例の協調介入によって円安の流れを止められるのか、市場との心理戦が続いています。
一方、アメリカのトランプ大統領は、“アメリカが円買いの為替介入を行ったのはなぜか”と報道陣に質問され、次のように述べました。
アメリカ トランプ大統領
「日本は円安が進み、少し助けを求めていた。我々は常に日本のために尽くしている」
また、ベッセント財務長官はSNSで、「我々はさらなる協調介入への参加を躊躇することはない」と表明しています。
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