ニューヨーク時間31日午前の外国為替市場で、円は対ドルで上げ下げを繰り返す展開となっている。前日の介入を受けた上昇の勢いが一服し、日本当局が円安進行を食い止めるため再び介入に踏み切るとの観測が浮上している。

値動きがやや大きくなる中、円はニューヨーク時間午前10時5分現在、ニューヨーク前日終値比0.2%ほど高い1ドル=159円24銭で推移している。一時は158円91銭まで買われた。

日本の通貨当局は30日に、約8兆4500億円規模の円買い介入を実施した可能性がある。これを受けて同日には一時3.3%急伸したが、日本銀行が政策金利据え置きを決めた後は上げ幅を縮小した。

ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、宮入祐輔氏は「結局のところファンダメンタルズが変化しない限り、介入の効果は一時的なものにとどまるだろう」と述べた。

ロイター通信は事情に詳しい関係者の話として、米財務省が複数の銀行に対し、31日に円相場に介入する可能性があると通知したと報じた。

原題:Yen’s Intervention Rally Stalls as Traders Alert for More Action(抜粋)

--取材協力:グラス美亜、Naomi Tajitsu.

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