(ブルームバーグ):1日の金融市場で米10年債利回りが上昇、2002年以来の高水準を付けた。根強いインフレや巨額の政府借り入れ、力強い経済成長を背景に高金利が長期化するとの見方が強まった。
10年債利回りは一時4ベーシスポイント(bp)上昇して5.33%を記録した。30年債利回りも2002年以来の高水準に上昇した。
数カ月にわたり米国債は下落基調にある中、今回の利回り上昇は新たな節目となった。中東紛争に伴う原油高が世界経済に波及し、米国を含む各国の中央銀行が追加利上げに動くとの観測が強まる中、世界的に国債が売られている。
金利上昇にもかかわらず、米国経済は底堅さを示しており、翌日物金利スワップ(OIS)市場では年末までの米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが完全に織り込まれた。また、AIインフラへの旺盛な投資が資金需要を押し上げ、世界的な借り入れコストの上昇につながっている。
原題:Treasury 10-Year Yield Hits Highest Since 2002 on Rate Outlook
(抜粋)
--取材協力:James Hirai.
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