きのう(28日)、熊本県で発生した最大震度7の地震について、2016年の熊本地震と比べて、どういった特徴があるのか、TBS災害担当の福島解説委員の解説です。
“相次ぐ倒壊” 震源の深さが影響か

井上貴博キャスター:
28日に発生した熊本の地震は、局所的に被害が集中しました。これは「震源が浅かったから」とみられています。
・八代城跡:建物など倒壊
・JR八代駅:機関車が脱線・横転
・日本製紙 八代工場:煙突が崩落
・住宅が倒壊など
・高速道路が隆起
地震発生時の様子を聞くと、「縦揺れ(いわゆるドーンと突き上げられる)というよりも、横揺れが続いた」と話す方がいました。
被害の大きい場所では1mの横揺れ、その横揺れが1秒間に10回ほどあったのではないかと考えられ、特に断層の上の市街地が大きな被害を受けたということです。

東京大学地震研究所の笠原順三名誉教授は、「震源の深さ16㎞、比較的浅い場所で発生した地震。大きい横揺れが地上にそのまま伝わったことが考えられ、場所によっては1mほどの揺れ幅だったと考えられる」といいます。
八代市では住宅などが倒壊するなど、断層沿いに被害が集中しています。日本製紙 八代工場では煙突が崩落。地上付近と上部で大きく揺れ方にズレがあって持ちこたえられず、煙突が折れたのではないかというのです。