石油連盟の木藤俊一会長(出光興産会長)は15日、アラブ首長国連邦(UAE)やサウジアラビアが検討中のホルムズ海峡を迂回して石油を輸出するパイプラインの増強を巡り、両国が日本政府に協力を求めていると明かした。

石連の木藤会長は都内での記者会見で明らかにした。具体的に求められている協力の中身については言及しなかった。その上で、日本企業がパイプラインに出資するのは困難だとし、そういったリスクは「国ベースじゃないと取れないのではないか」との考えを示した。

ブルームバーグの問い合わせに経済産業省の担当者はコメントを控えた。

イラン戦争の影響でエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡が事実上封鎖されたことを受け、UAEやサウジアラビアはパイプラインを活用した代替ルートによる輸出を拡大した。中東情勢が再び緊迫化する中、ホルムズ海峡を迂回するルートの重要性が改めて浮き彫りになっており、中東産油国の間では今後パイプライン増強を含めたインフラ整備の動きが加速する可能性もある。

(発言の詳細や経産省のコメントを追加して更新します)

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