タイの首都バンコクのチャトゥチャック区にあるパブで火災が発生し、27人が死亡した。バンコク首都圏庁によると、負傷者18人のうち8人は重体だという。原因や店舗の安全対策について調査が進んでいる。

アヌティン首相は13日、記者団に対し「当局は建物を含め、幅広く調査する必要がある」と発言。「同様のパブやレストランについては毎年、安全点検が行われるべきだ。営業許可を更新する際にも、点検が求められる」と語った。

当局は、このパブの営業許可に加え、建築・防火基準への適合状況について確認を進めている。非常口の数や状態、非常口表示の見やすさ、避難経路に障害物がなかったかに重点を置いている。

13日の予備調査では、パブには非常口が2カ所あり、うち1カ所は厨房(ちゅうぼう)を通る構造だったことが分かった。捜査当局は、この避難経路の配置や利用状況が安全基準を満たしていたかを調べる。

今回の火災を受け、バンコクのパブや娯楽施設での火災対策や規制当局による監督体制に改めて注目が集まっている。2009年には、首都のサンティカ・クラブが新年の祝賀中に火災に見舞われ、60人超が死亡。建築・防火規則の運用上の不備が明らかになっている。

原題:Bangkok Bar Fire Kills 27; City Checks If Exits Met Standards(抜粋)

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