アメリカ中央軍は、この1週間で4回目となるイランへの攻撃を行ったと明らかにしました。ホルムズ海峡周辺は緊迫した状況が続いています。

アメリカ中央軍は12日、「ホルムズ海峡で攻撃を続けるイランの能力を低下させるため」として、イランの防空システムや沿岸のレーダー基地など数十か所を攻撃したと明らかにしました。そのうえで、「イランはこの海峡を支配していない」と改めて強調しました。

一方、イランの革命防衛隊は今回の攻撃への報復として、ヨルダンにある米軍基地を弾道ミサイルとドローンで攻撃したと表明しました。

こうしたなか、タスニム通信によりますと、イラン外務省の報道官はホルムズ海峡の安全な航行の仕組みの構築に向け、対岸のオマーンと合意を目指しているものの、オマーンに対するアメリカの圧力で妨げられていると主張しました。

中東情勢の不安定化を受けニューヨーク原油市場では、WTI原油先物価格が一時、前の週末の終値からおよそ5%高い1バレル=75ドル台まで上昇しました。