(ブルームバーグ):木原稔官房長官は13日午後、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の基本ポートフォリオについて、必要なら見直すこともあり得るとの認識を示した。
定例記者会見で語った。2025年4月から適用されている現行の同ポートフォリオについて、「毎年度、市場動向を踏まえて適切なリスク管理を行い、策定時に想定した運用環境が大きく変化する可能性の有無について適時適切に検証が行われており、必要があれば修正が行われる」と語った。
木原氏の発言後、円は対ドルで一時161円80銭台まで上昇。午後4時35分現在は162円20銭付近と発言前の水準に戻っている。
GPIFの資金運用に関しては、片山さつき財務相が10日の閣議後会見で、「日本の金融資産にさらに投資してもらう方向で後押しする方策を追求したいと考えている」と発言していた。木原氏の発言は具体的な投資先については触れていないが、見直しの可能性を否定しなかった形だ。
GPIFの現在の基本ポートフォリオ構成は25年3月末に公表された。国内外の債券と株式にそれぞれ25%ずつ均等に振り分けている。原則5年に1度、厚生労働省が示した運用目標をベースに基本ポートフォリオを見直す。経営委員会が必要と認める場合には期間中での見直しも可能だ。

(詳細を追加し、更新しました)
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