14日の日本株相場は続落の見込み。ホルムズ海峡の情勢悪化を受けた原油高を背景にインフレ懸念が投資家心理の重しになる。

トランプ米大統領はホルムズ海峡を航行するイラン船舶に対する封鎖を再開し、海峡を通過するその他全ての貨物について20%の対価を支払うよう求めた。原油高でインフレ懸念が再燃すれば、米利上げ観測が高まり、株式相場の重しになる。

これに加えて米国市場ではSKハイニックスの米国預託証券(ADR)が急落するなど、半導体関連株を巡るセンチメントの悪化が意識されやすい。国内市場でもAI・半導体が弱含みそう。

野村アセットマネジメントの石黒英之チーフ・ストラテジスト

  • テクノロジー株安の流れが収まらず、きょうの東京市場でも半導体関連株などが中心に売られそう
  • 米国がホルムズ海峡の通航に対価を要求することはコスト増になるうえ、海峡の見解を巡る米国とイランの食い違いで中東情勢がリスクの種として浮上している
  • ただ、米VIX指数の上昇は限定的でS&P500種株価指数も値上がり銘柄が多く、投資家心理が急速に悪化している感じではない
    • 日本株市場でも朝方テクノロジー株の売りが加速したあとは、出遅れているバリュー(割安)株の買いで東証株価指数(TOPIX)は底堅く推移しそう

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