台湾積体電路製造(TSMC)は10日、月次売上高の開示を13日に延期した。台湾に近づいている台風の影響で市場や官公庁が閉鎖され、注目度の高い財務報告の日程が後ずれした。

米国のエヌビディアやアップル向けに半導体を受託生産しているTSMCは当初、10日午後に6月と4-6月(第2四半期)の売上高を発表する予定だったが、市場再開後となる13日に開示すると電子メールで明らかにした。

データセンターやスマートフォン向けの世界最先端の半導体の大半を生産する中核企業としての位置付けから、TSMCの月次売上高は、世界的なAIインフラ整備の動向を測る指標として注目されている。

アジア最大の企業となったTSMCは4-6月期決算を16日に発表する予定で、設備投資や2026年の成長見通しなどの詳細も公表する。

台湾証券取引所は上場企業に対して毎月10日までに月次売上高を開示するよう義務付けているが、特別な事情がある場合には延期を認めている。台風9号(バービー)は11日に台湾に接近した後、中国大陸東部沿岸へ向かう見通し。

原題:TSMC Postpones Revenue Report to Monday as Typhoon Approaches (抜粋)

--取材協力:林妙容.

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