(ブルームバーグ):大阪取引所の8日の夜間取引で、日経平均先物が一時6万5000円台まで下げるなど大幅安となっている。トランプ米大統領がイランとの和平を巡る暫定交渉は終わったとの認識を示し、両国の軍事衝突再燃を警戒する売りが優勢だ。
日経平均先物9月限は午後5時50分過ぎ現在、一時6万5700円台まで下落。日経平均株価の通常取引終値(6万6819円06銭)に対し1000円超安い。
ホルムズ海峡の再封鎖リスクを懸念する格好で、ニューヨーク原油先物も1バレル当たり75ドル近くにまで急伸。ドル・円相場は有事のドル買いが入り、1ドル=162円40銭台まで円安方向に振れている。
トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)の年次首脳会議が開かれているトルコのアンカラで、イランとの停戦を巡り「私としてはもう終わったと思っている」と述べた。
大和証券の細井秀司シニアストラテジストは、地政学リスクが低下していたところにトランプ氏の発言を受けてマーケットは驚き、リスクオフの動きになっていると指摘。今後、米国やイランが再びホルムズ海峡の閉鎖に動くかに市場の注目が集まると話した。
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