(ブルームバーグ):韓国のサムスン電子は、同社で最も先進的なデータセンター向けストレージドライブの量産を開始した。AI半導体で世界をリードする米エヌビディアの次世代プラットフォーム「Vera Rubin」に搭載される予定だ。
サムスンは今年に入り、エンタープライズSSD(ソリッドステートドライブ)「PM1763」をエヌビディアのGTCカンファレンスで披露。次世代の高帯域幅メモリー(HBM4)と低消費電力モジュール「SOCAMM2」と共に紹介し、AIデータセンター向けの包括的な製品群としてアピールした。
サムスンが8日発表した資料によれば、PM1763は同社最新のV-NANDフラッシュメモリーと新たに開発した4ナノメートルコントローラーを搭載し、読み出し・書き込み速度は前世代製品の2倍超に達する。
また、高性能プロセッサーやAIアクセラレーターにおけるデータ遅延を低減するよう設計されているという。AIの学習と推論時に高速性能を維持するため、液冷機構を採用したとしている。
調査会社トレンドフォースによると、1-3月(第1四半期)のエンタープライズSSD市場では、サムスンが売上高ベースで35%のシェアを占め首位となった。
韓国のSKハイニックスが23%、米マイクロン・テクノロジーは15%、キオクシアホールディングスが11%、キオクシアの提携先である米サンディスクは7%、その他が8%だった。
原題:Samsung Scales Up Storage Production for Nvidia’s Vera Rubin (1)(抜粋)
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