(ブルームバーグ):ブロードコムは6日、2031年まで続くアップルとの契約を拡大し、カスタム半導体を供給する複数年契約を結んだと発表した。
契約に基づき、ブロードコムは特定用途向け集積回路(ASIC)のカスタム半導体を開発する。届け出資料によると、この半導体は「アップル製品の複数世代」に採用される。
発表を受け、ブロードコムは6日のニューヨーク市場で一時6.3%高となった。同社株は、AIブームによって半導体需要が高まったことを背景に、過去1年間で30%以上上昇している。
ブロードコムは長年にわたり、アップルのiPhone向けに通信関連部品を供給しているほか、アルファベットやメタ・プラットフォームズなど他の大手テクノロジー企業とも、AI向け専用半導体を共同開発している。
ブロードコムは無線通信のブルートゥースや5G、Wi-Fiなどのネットワーク関連部品をアップルに供給してきた。ただ、アップルは最近、自社開発のWi-Fi・ブルートゥース一体型半導体をiPhone、iPad、Macに搭載し始め、ブロードコムへの依存を低下させている。
アップルは「バルトラ」のコードネームで自社専用AIサーバー向け半導体を開発している。来年の導入を目指しており、その中にはブロードコムの技術が採用される。このサーバーは、高度な文章や画像の生成、情報の要約といったクラウドベースの「アップル・インテリジェンス」機能向けに設計されている。
原題:Broadcom, Apple Expand Partnership to 2031 With Custom Chips (1)(抜粋)
--取材協力:Lynn Doan.
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