中国海警局は、台湾の東側の海域で行っているパトロールを今後、「常態的に行う」と発表しました。海洋境界の画定交渉をはじめることで合意した日本とフィリピンをけん制し、中国の管轄権を主張するねらいがあります。

中国海警局は4日、台湾の東側の海域で6月から行ってきたパトロールについて今後、「常態的に実施する」と発表しました。「国家の領土、主権を断固として守り抜く」とも主張しています。

日本とフィリピンは5月に行われた首脳会談で、海洋境界の画定交渉を始めることで合意しています。

これに対し、台湾を自らの領土と主張する中国は、交渉の対象海域に台湾の東側が含まれているとして、「中国がEEZ=排他的経済水域などを有する」と反発しています。

中国としては、パトロールを常態化させることで日本とフィリピンをけん制するとともに自らの管轄権を主張する狙いがあります。