(ブルームバーグ):2日の欧州債券市場は、ドイツ債のイールドカーブが前日に続きツイスト・スティープ化した。6月の米雇用統計の伸びが予想以上に鈍化したことなどから、利上げ予想が後退し、短期債が買われた。一方、長期債は売られた。
ドイツ2年債利回りは、1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い2.50%だった。10年債利回りは2bp上昇し4.78%となった。
金利スワップ市場では、欧州中央銀行(ECB)の9月までの利上げ幅は12.5bp、年末までは17bpと織り込んでいる。1日時点では、それぞれ15bp、22bpだった。年内にさらに25bpの利上げが1回あるとの見方はもはやなくなった。
英国債も2日連続でツイスト・スティープ化した。イングランド銀行(英中央銀行)の年内の利上げ幅は、18bpと予想されている。1日時点では19bpだった。
欧州株は上昇した。割高となっているテクノロジー株に代わる投資先として、投資家がここ数カ月は見過ごされてきた業種に資金を振り向けたためだ。
ストックス欧州600指数は1.4%高となり、過去最高値を更新した。業種別では、ヘルスケア、パーソナルケア、食品・飲料が上昇をけん引した。テクノロジー株は、米国の同業種の下落につられ、最も大きく下げた。
投資家は、ここ数カ月低迷していた欧州の防衛関連株も買い進めた。ゴールドマン・サックス・グループの防衛関連株バスケットは6.4%上昇した。
7月2日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
原題:Bunds Trim Declines After US Payrolls Miss: End-of-Day Curves、European Stocks Rise as Investors Rotate Away From Technology(抜粋)
--取材協力:Michael Msika.
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.