日本が円の自由変動通貨の地位を維持したいと考えるなら、政府・日本銀行は今年11月までに最大3営業日連続の外国為替市場への介入を行う機会が、2回しか残されていないとコメルツ銀行が指摘した。自由変動相場制のステータスを維持する条件として、国際通貨基金(IMF)が規定するルールに言及した。

コメルツ銀のストラテジスト、マイケル・フィスター氏はリポートで、「つまり日本の介入余地は限られており、これを市場も承知している」と分析した。

為替介入は可能な限り最小限のコストで最大の効果を得るタイミングで行う必要があり、日本の通貨当局がコストを可能な限り低く抑えるには、市場介入の時点で円の流動性も低い状態でなければならないと同氏は主張。「祝日が特に適している。米国が今週末に独立記念日を祝うのは運がいい」との認識を示した。

3日の米市場は独立記念日の振り替え休日で休場となる。

コメルツ銀は、ドル円相場の一段と高い水準を市場が著しく速いペースで試さない限り、介入は「基本的に不要」と考えているが、「それでも単にタイミングが良いという理由で、財務省が介入に動く可能性を排除するものではない」とした。

原題:IMF Rules Leave Japan Two Yen Intervention Windows: Commerzbank(抜粋)

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