(ブルームバーグ):みずほ銀行はインドのバローダ銀行と、合併・買収(M&A)ファイナンスやクロスボーダーファイナンス(国際金融)、M&Aアドバイザリー業務で提携する。主要経済国で最も成長著しいインドで、M&Aのディールが今後加速するとの期待を反映した動きと言える。
インド第2位の国有銀行、バローダ銀行の6月30日の発表によれば、関連取引のエスクロー(取引保全を目的とした第三者寄託)サービスや為替・金利ヘッジでも協力する。
インド準備銀行(中央銀行)が現地の銀行に対し、企業買収で買収額の最大75%まで資金提供を認めたことを受け、日本の金融機関の間では、インドでのM&Aファイナンスに関心が高まった。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は今年3月、インドステイト銀行(SBI)との戦略的パートナーシップの締結を発表した。
みずほ銀行は、インドで事業展開する大企業、多国籍企業、日本企業に対し、コーポレートバンキングと投資銀行サービスを提供している。
今回の提携を通じて、みずほ銀行のグローバルバランスシートやストラクチャードファイナンス(仕組み金融)の専門知識、国際ネットワークと、バローダ銀行の取引関係および現地市場でのプレゼンスが相乗効果をもたらすと期待される。
インド企業が海外で買収を検討したり、外国投資家が同国の成長分野をターゲットとしたりする際、国境を越えた資金へのアクセス拡充に貢献することを目指す。
みずほのシニアマネジングディレクター兼インド共同カントリーヘッド、ピユシュ・アガルワル氏はインドについて、みずほの国際展開における「長期的な戦略的成長エンジンであり、中心的な柱」と発表資料でコメントした。
原題:Mizuho Partners With Bank of Baroda to Finance India Deals(抜粋)
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