(ブルームバーグ):サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコが運航するヘリコプターが28日、同国東部ラスタヌラで墜落し、搭乗していた14人全員が死亡した。国営サウジ通信(SPA)が報じた。
SPAがエネルギー省関係者の話として伝えたところによると、事故は現地時間午前6時(日本時間正午)に発生した。墜落原因には触れておらず、関係当局が調査を進めているという。
SPAは、搭乗者14人が全員サウジアラビア国籍だったこと以外、犠牲者の身元を明らかにしていない。
ラスタヌラはサウジアラビア東部に位置し、同国最大の製油所と原油輸出拠点を擁する。製油所は欧州向けディーゼルなど輸送用燃料の主要供給拠点で、ガソリンの生産量は比較的少ない。
サウジアラビアは最近、原油輸出を拡大している。イラン戦争の影響で閉鎖していたペルシャ湾岸の港湾を再開したほか、ホルムズ海峡を迂回(うかい)するために活用してきた紅海沿岸の積み出し港での積み込みも増やしている。
26日には、ラスタヌラ港のシングルポイント係留施設で2隻の超大型原油タンカー(VLCC)が積み込みを行っていた。3月上旬にサウジが原油輸出を紅海側へ振り向けることを余儀なくされて以来、同ターミナルを利用した最初のタンカーだった。
原題:Aramco Helicopter Crash in Ras Tanura Kills All 14 on Board (1)(抜粋)
(第5-6段落を追加し、更新します)
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