(ブルームバーグ):米アマゾン・ドット・コムは、インドへの投資計画に130億ドル(約2兆1000億円)を追加し、世界最多の人口を抱える同国でAIおよびクラウドインフラの構築を加速させる。
同社は25日、この追加投資により、ムンバイとハイデラバードにあるアマゾンウェブサービス(AWS)のデータセンターの容量を拡張すると発表。今年中にインド全土で新たに20以上のフルフィルメントセンターと100以上の配送拠点を開設する計画も明かした。
同社はこれまで、急速にデジタル化が進むインド市場で成長機会を狙う世界のテック企業各社と歩調を合わせる形で、2030年までに同国に350億ドル以上を投資すると表明していた。24日には、「Amazon Now」の即時配送対象地域をインドで拡充すると発表したばかりだった。
インドの起業家や従業員、モディ首相をはじめとする指導者らと会談するため、アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は就任後初めて同国を訪問中。今回の訪問は、AIが同社のデータセンター需要を押し上げる中、成長市場としてのインドの重要性を改めて示している。
それでもなお、人口14億人の同国における同社の電子商取引(EC)事業は、ウォルマート傘下のフリップカートに後れを取っており、黎明(れいめい)期にある即時配送市場においては、エターナル傘下のブリンキットといった現地のライバル企業の後塵(こうじん)を拝している。シアトルに本拠を置くアマゾンは現在、クイックコマースの分野でも本格的なてこ入れを進めている。
同社は10年から30年までのインドへの累計投資額が880億ドルを超える見通しだと述べた。
原題:Amazon Pledges Additional $13 Billion in India AI Outlays (1)(抜粋)
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