(ブルームバーグ):ソニーフィナンシャルグループは10日、今期(2027年3月期)の連結純損益予想(国際会計基準)を230億円の黒字へと上方修正した。傘下の生命保険会社での債券売却損が当初予想を下回る見込みとなった。
従来予想は160億円の赤字だった。ソニー生命保険で資産と負債の総合管理(ALM)に基づくリバランスを目的とした債券売却を進める中、資産ポートフォリオの状況を踏まえて売却対象資産を見直した。決済サービスを担う関連会社の売却益も寄与する。
26年4-6月期(第1四半期)の純損益は92億円の黒字(前年同期は245億円の赤字)だった。ソニー生命の債券売却損が減少した。損害保険、銀行の事業も堅調だった。
連結修正純利益は前年同期比44%増の315億円だった。修正純利益は特殊要因を除いた本来の稼ぐ力を示す指標で、配当の原資となる。今期の修正純利益の予想は1100億円を据え置いた。
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