南米ベネズエラで24日に相次いで起きた大地震で、首都カラカスに住む日本人の男性は「30秒以上、大きな揺れが続いた」と当時の状況を語りました。

ベネズエラ北部で24日夜に相次ぎ起きた地震では、これまでに188人が死亡しています。

1回目の大きな地震の際、カラカスにある集合住宅の12階の自宅にいた日本人男性は、その時の状況について次のように語りました。

カラカス在住 高橋育雄さん
「いきなりガーッと揺れ出して、これは地震だ!これヤバいと。過去にも揺れたことあるんですけど、今回はすごく揺れが激しくて、もしかしたら崩れちゃうんじゃないかなと思いました。約30秒ちょっと続いて、すごく長く感じました。怖かったですね。本当にもうだめかと思いました」

男性は40年以上、ベネズエラで暮らしていますが、これほど大きな地震は初めて経験したといいます。

揺れが収まった直後に部屋を出て、建物内の住民らと階段を下って一斉に外に避難しました。

カラカス在住 高橋育雄さん
「僕が降りている間に老夫婦が途中でどうしようか迷ってたんで、すぐ出なきゃダメだよと、(地震が)また来る可能性あるよって言って」「納得してくれて、一緒に外に出ました」

周囲では建物の倒壊など大きな被害はなく、外に避難した住民の間で大きな混乱はなかったと言います。

カラカス在住 高橋育雄さん
「僕が家に戻ってもちろん水漏れがあったし、入ってすぐ大きな鏡があってがっちり付けてあったんですけども、倒れてガシャっと全部割れてました」

通信や水道、ガスなどの生活インフラは継続している一方、カラカスの一部の地域では停電が続いているということです。

また、一部の公共交通機関は運行が制限されていますが、多くのスーパーや商店は営業していて安心している一方、再び大きな地震が来るのではないかと心配していると話しています。