G7・5か国の歴訪を終えた岸田総理が会見し、「G7が、法の支配に基づく国際秩序を堅持するため、連携していくことを確認した」と述べました。
岸田総理
「G7が結束して法の支配に基づく国際秩序を守り抜いていくべく連携していくことについて、改めて確認することができました」
岸田総理は今回の歴訪をこう振り返ったうえで、「『77年間核兵器が使用されていないという歴史をないがしろにすることは許されない』とのメッセージを力強く世界に発信したい」と、5月の広島サミットへ向けた決意を語りました。
一方、防衛費の増額をめぐって一部を増税で賄う方針について、「侃々諤々(かんかんがくがく)の議論を行った上で一つの結論をまとめていくのが自民党の伝統であり、今回もその伝統を背負った決定ができた」と強調。
23日から始まる通常国会では野党との論戦を通じ、「国民への説明を徹底していきたい」と意欲を示しました。
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