米銀JPモルガン・チェースは、商業・投資銀行部門の共同最高経営責任者(CEO)であるトロイ・ロールボー、ダグ・ペトノ両氏を共同社長に指名した。コンシューマーバンキング部門トップだったマリアンヌ・レーク氏が突然退任し、ジェイミー・ダイモンCEOの後継争いは新たな展開を迎えた。

今回の人事で、ロールボー氏とペトノ氏がダイモン氏の後継を争う構図が鮮明になった。25日の発表資料によると、ロールボー氏はレーク氏の後任として、JPモルガンのコンシューマー・コミュニティー・バンキング事業を率いる。ペトノ氏は商業・投資銀行部門の単独CEOに就任する。

Photographer: Nathan Laine/Bloomberg

また、3年後に権利が確定するリテンションボーナス(引き留め報酬)も付与された。当局への届け出によると、ペトノ氏とロールボー氏にはそれぞれ3000万ドル(約48億5000万円)が支給される予定。

ダイモン氏は「今回発表した人事は、取締役会が慎重に進めてきた後継者計画と次世代リーダー育成のプロセスにおける重要な一歩となる」と述べた。

ダイモン氏の後継者が誰になるのかという問題は、この10年にわたりウォール街で話題となってきた。後継候補と目される幹部が次々と台頭したものの、2006年からJPモルガンを率いるダイモン氏が引き続き強い指導力を維持する中、その多くは同行を去っていった。

原題:JPMorgan’s Lake Exits, Setting Up New Race to Succeed Dimon (2)

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