スイスで行われたアメリカとイランの協議で、IAEA=国際原子力機関の査察などをめぐり双方の主張に食い違いが生じています。

アメリカ トランプ大統領
「もしイランが合意を守らなかったり適切に行動しなかったりすれば、私はやるべきことをやる」

トランプ大統領は22日、このように述べたうえで、「ホルムズ海峡は完全に開放されている。イランが核兵器を手にすることはない」と改めて警告しました。イランの核開発をめぐっては、バンス副大統領が「イラン側がIAEA=国際原子力機関の査察を受け入れることに同意した」と明らかにしたのに対し、イラン外務省は「核問題に関する交渉は、まだ始まっていない」と主張し、食い違いが生じています。

また、トランプ氏はイランとの覚書に盛り込まれた「凍結資産の解除」が実行された場合、その資金はアメリカ産の農作物の購入に充てられると強調しました。

アメリカ トランプ大統領
「凍結が解除された(イランの)資金は食料の購入に充てられ、米国の農家から独占的に購入されることになる。トウモロコシや大豆など彼らが必要なすべてが、米国の農家から購入される」

ただ、これについても、イランメディアはイランの中央銀行総裁が「アメリカから農作物を購入する義務は既存の合意にはない」と否定したと伝えています。