アメリカのFRB=連邦準備制度理事会でおよそ18年半にわたって議長を務め、マエストロ=名指揮者と呼ばれたアラン・グリーンスパン氏が亡くなりました。100歳でした。

これはグリーンスパン氏の妻で、アメリカのNBCテレビの記者・ミッチェル氏が声明で明らかにしたもので、アラン・グリーンスパン氏は22日、パーキンソン病の合併症により自宅で亡くなりました。100歳でした。

グリーンスパン氏は1987年から2006年までおよそ18年半にわたってFRB議長を務めました。

在任中に1987年のブラックマンデーや97年のアジア通貨危機、さらに2001年の同時多発テロなど、数々の危機を乗り越えた実績から金融政策運営の「マエストロ」=名指揮者と呼ばれ、称賛。

一方で、在任中の超低金利政策が住宅バブルにつながり、2008年のリーマンショックなどの金融危機を引き起こす要因となっていたとの批判も受けました。

FRBはグリーンスパン氏が「金融政策の立案に厳密な分析手法を導入し、FRBの最も重要な資産の一つである信頼性の確立に貢献した」などとする追悼の声明を発表しています。