(ブルームバーグ):ニュージーランド(NZ)経済は、1-3月(第1四半期)に活況を呈したが、これは低金利と、イラン戦争の影響が本格化する前の支出増加に支えられた面が大きい。
NZ統計局の18日の発表によると、1-3月期の国内総生産(GDP)は、前期比0.8%増でエコノミスト予想の中央値と一致した。2025年10-12月(第4四半期)は0.5%の伸びに上方修正された。

その後、2月末に始まった米国とイスラエルによる対イラン軍事作戦が燃料価格を押し上げ、家計の景況感は悪化。金融緩和や堅調な輸出、観光業の回復が26年を通じて景気回復を支えるという期待を打ち砕いた。
エコノミストらは現在、4-6月(第2四半期)のGDPはほぼ横ばい、あるいは縮小したと予想している。NZ準備銀行(中央銀行)が7月にも利上げを開始する見通しであることから、下期の成長は小幅にとどまるとみられている。
世論調査で支持率が低迷する与党・国民党は、経済運営能力の優位性を訴えて11月の選挙に臨む計画だが、経済成長の低迷で厳しい立場にある。
原題:New Zealand’s Economy Accelerated Before War Sapped Momentum (2)(抜粋)
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