イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業スペースXは、セコイア・キャピタルのベテラン投資家ロエロフ・ボサ氏を独立取締役として取締役会に迎えた。同社が記録的な新規株式公開(IPO)を実施してから1週間足らずでの人事となる。

スペースXが17日に提出した書類によると、ボサ氏は独立取締役として加わり、監査委員会の委員にも即日就任する。ボサ氏はマスク氏と同じ南アフリカ共和国出身で、20年以上前にマスク氏が最高経営責任者(CEO)を務めていたペイパル・ホールディングスの最高財務責任者(CFO)だった。

ボサ氏は2003年からセコイアに在籍している。同社は19年末にスペースXへ初めて出資したベンチャーキャピタル(VC)だ。ブルームバーグの報道によると、セコイアはスペースX株の約1.5%を保有。また、マスク氏が22年に買収したソーシャルメディア、ツイッター(現X)にも出資していた。XとxAIはその後、スペースXに統合された。

ボサ氏はスペースX取締役会に加わる最新の投資家となる。他の取締役には、バロー・エクイティ・パートナーズ創業者のアントニオ・グラシアス氏や、ルーク・ノゼック氏、スティーブ・ジャーベットソン氏らが名を連ねている。

マスク氏率いるスペースXは先週、750億ドル(約12兆円)規模のIPOを実施して歴史を刻み、瞬く間に世界最大級の時価総額を持つ上場企業の一角に加わった。これにより、マスク氏本人だけでなく、同氏を支援してきた投資家らの資産も大きく増加した。

原題:SpaceX Picks Sequoia’s Roelof Botha to Board Days After IPO(抜粋)

--取材協力:Dana Hull.

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.