最新のJNNの世論調査で高市内閣の支持率は先月の調査から4.2ポイント下落して70.0%となった。若年層を中心に依然高い支持率を維持している一方、中東情勢に対する政府の対応や総裁選や衆院選で高市陣営が他候補を誹謗中傷する動画を作成していたのではないかという報道が影を落とす。

幅広い層で高支持率をキープ 支持する理由トップは「総理の人柄や政治姿勢」

高市内閣の支持率を「年代別」に分析したところ、最も支持率が高かった年代層は「40代」で79%だった。しかしながら「30代未満」で77%、「30代」で76%など、現役世代の幅広い層で高い支持率が維持されている。

一方、「60歳以上」では支持率62%と全体の平均を高齢層が押し下げている結果となっている。

「男女別」ではやや女性のほうが支持する割合が多く、全体を通して最も支持が高かったのは「40代女性」と「30代男性」で81%だった。

「政党別」でみると、「自民党支持層」に限れば支持率は90%、「支持する政党はない」と答えたいわゆる「無党派層」の高市総理の支持率は63%で、全体の支持率より低いが、無党派層にも支持は一定、浸透している。

さらに「高市内閣を支持する」と答えた人に「支持する理由」を聞いたところ、トップは「高市総理の人柄や政治姿勢が期待できるから」で、僅差で「高市総理の指導力に期待できるから」が続いた。

こちらも「年代別」、「性別」に分析すると、どの年代でも「人柄や政治姿勢」と「指導力」が1位、2位を争っていて、「高市内閣の政策に期待できる」というのは総じて低い結果になった。つまり高市内閣を支持している人の6~7割は内閣の政策ではなく、高市総理個人の“資質”に好感をもったり、評価をしているという結果となった。

「他にいい人がいないから」という“消極的”支持はどの年代層でも2割以下にとどまっている。