(ブルームバーグ):配車アプリを手掛けるGOの新規株式公開(IPO)に海外投資家から強い需要が集まった。日本株に対する投資意欲が引き続き旺盛なことを裏付けている。
事情に詳しい複数の関係者によると、GOの海外売り出し分は約20倍の応募倍率となった。180を超す投資家が購入に関心を示し、IPO全体では買い持ちするロングオンリー投資家からの需要が売り出し分の数倍に達した。非公開情報のため、匿名を条件に語った関係者らによると、国内分の需要も強く、機関投資家からの需要倍率は約10倍、一般投資家からは50倍を超える需要があったという。
GOは仮条件決定時に、海外への売り出し比率を約66%から77%に引き上げていた。今回のIPOではブラックロックやウェリントン・マネジメントなどの機関投資家も購入を約束しており、海外投資家の需要は旺盛だ。GOは16日に東京証券取引所グロース市場に新規上場する。
GCIアセットマネジメントの池田隆政シニア・ポートフォリオ・マネジャーは「海外勢の日本株買越額がここ数カ月増えている」と指摘。IPOで海外投資家への割り当てが増えると、上場後の個人の売り需要が減る側面もあり、需給面での支えとなりやすいと言う。株価指数が高値を更新して投資家心理が上向いている中では、引き続き投資意欲は強いだろうと述べた。
これに先立って実施されたリガク・ホールディングス株の売り出しにも、海外から15倍を超える需要が集まった。同様に、ブロックトレードで売却されたKOKUSAI ELECTRIC株への需要も数倍となっていた。
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