岸田総理が自身の派閥の会長を続けていることに苦言を呈した菅前総理の発言をめぐり、河野デジタル大臣は「菅氏の言うことはわからなくもない」とした上で、「国民と向き合う時には自民党として向き合っていくことが大事だ」と強調しました。
河野太郎デジタル大臣
「派閥というものは国民から見れば、政党とも会派とも違うものですから、菅さんのおっしゃることもわからないではありません。自民党の中としては、いろいろなものが派閥で動いているということもありますけども、やっぱり国民と向き合う時には自由民主党として、国民としっかり向き合っていくことが大事なんだと思います」
自民党で無派閥の菅前総理が派閥政治を疑問視したことを受け、河野大臣は訪問先のアメリカでこのように述べました。
ただ、岸田氏が派閥を出るべきかどうかは「それぞれの政治家の考えがある」と述べ、具体的な言及を避けました。
また、自身が総理になった時に所属する麻生派を出るかを問われましたが、「その時にしっかり考えていきたい」と述べるにとどめました。
 
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