(ブルームバーグ):ロシアのプーチン大統領は5日、ウクライナでの戦争終結に向けて首脳会談を求めたゼレンスキー大統領の呼びかけを退けた。
プーチン氏はサンクトペテルブルク国際経済フォーラムの全体会合で、「会談する意味が見いだせない」と発言。司会者からの質問に対し、ロシア国民は前線での自国軍の活動を見守っていると語った。
「兄弟たちよ、そのまま任務を続けてくれ」とプーチン氏が述べると、会場から拍手が起きた。
ゼレンスキー氏は4日、プーチン氏に宛てた公開書簡で、戦争終結に向けた和平交渉を呼びかけた。ゼレンスキー氏は「交渉期間中の全面的な停戦」を提案したほか、会談の開催地候補としてスイス、トルコ、アラブ諸国を挙げた。
プーチン氏は、ペスコフ大統領報道官から示された同書簡に目を通したと述べた。
その上で、書簡の文面について「無礼だ」と批判し、「これは直接会談や交渉に向けた条件を整えるやり方なのか。それとも、そもそも首脳会談が開けない状況をつくり出すためのものなのか。私は後者だと思う」と続けた。
トランプ米大統領は4日、ホワイトハウスで記者団に対し、ウクライナ側の提案を歓迎する考えを示し、「両首脳が会談できれば素晴らしい。ぜひ実現すべきだ」と話していた。
原題:Putin Rejects Zelenskyy Call for Peace Talks, Tells Army to Work(抜粋)
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