(ブルームバーグ):2日の米株式市場で、ランジェリーブランドのビクトリアズ・シークレットが急騰した。市場予想を上回る利益見通しが好感された。ヒラリー・スーパー最高経営責任者(CEO)が進める事業好転計画が、進展していることが改めて示された。
同社は通期の純売上高見通しを最大71億3000万ドル(約1兆1400億円)に引き上げた。従来予想は69億5000万ドルだった。同社第1四半期(5月2日終了)の純売上高は15億6000万ドルで、アナリスト予想を上回った。同四半期の既存店売上高も、予想を上回った。
株価は一時約50%上昇し、過去最高値を更新した。S3パートナーズのデータによると、同社の流通株式の約19%が空売りされているため、株価変動が増幅される可能性が高い。
ビクトリアズ・シークレット株はこの1年間で、既に約160%上昇していた。スーパーCEOによるブランド再生の取り組みが評価されている。

今回の見通し引き上げは、ブラジャー商品と、若年層向けブランド「Pink」に注力するスーパー氏の戦略が勢いに乗っていることを示唆している。同社はブランド再構築の一環として最近、ティッカーシンボルを「VSXY」に変更した。
スーパー氏はインタビューで、同社のブラジャー商品は18歳から44歳までの層で市場シェアを拡大していると述べた。「当社の顧客基盤は極めて力強い」と同氏は語った。また、年収5万ドル未満の層と20万ドル超の層で最も大きな成長が見られると説明した。経営陣はアナリストとの電話会議で、この四半期は定価販売の比率も上昇したと指摘した。
ジェフリーズのアナリスト、コーリー・ターロウ氏はビクトリアズ・シークレットの決算について「事業の明確な転換点」を裏付けるものだと指摘した。同社が既存顧客を維持しながら、新規顧客も獲得していると評価した。
原題:Victoria’s Secret Climbs to Record High as Chain Outperforms (2)(抜粋)
--取材協力:Tonya Garcia、Janet Freund.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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