(ブルームバーグ):米国の財の貿易赤字は4月に縮小した。人工知能(AI)ブームに関連した資本財の輸入は引き続き大幅に増えたが、原油や石油製品を含む分野の輸出が過去最高となったことが寄与した。
米商務省の発表によれば、財の貿易赤字は前月比3.4%縮小して824億ドル。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想では870億ドル(中央値)が見込まれていた。データはインフレ調整をしていない。
財の輸出は4%増加した。資本財や消費財が伸びたほか、原油や石油製品を含む産業用資材の輸出が過去最高となった。輸入は1.9%増。

イラン戦争によって中東からの原油輸出が大幅に減少する中、その不足分を埋める形で米国の石油生産業者が輸出を拡大している。
米エネルギー情報局(EIA)のデータによると、4月の米国からの原油輸出は日量640万バレル超と過去最高を記録した。ガソリンやディーゼル油、ジェット燃料の輸出も急増した。
一方、データセンター建設ラッシュを背景に、関連設備の輸入は続いている。4月の資本財輸入は前年同月比40.1%増えた。
前渡し商品貿易収支データには、資本財輸入の詳細な内訳は示されていない。しかし、パンテオン・マクロエコノミクスの米国担当シニアエコノミスト、オリバー・アレン氏は「AIブームに関連したコンピューター機器の輸入急増が、依然として勢いよく続いていることを示唆している」とリポートで指摘した。
原題:US Goods Trade Deficit Narrows as Oil Exports Offset Imports (3)(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.