松野官房長官は、きのう午後、山口県の周防大島沖で海上自衛隊の護衛艦「いなづま」が航行不能となったことについて、「大きな危険を伴うものであり、重く受け止めている」と述べました。

乗組員への被害については、現時点で報告を受けていないということです。

また、松野官房長官は、現在、現場海域で流出した油の拡散防止と回収などが続けられているとしたうえで、今後、原因や安全対策について海上保安庁の調査が進められるほか、海上幕僚監部に設置された事故調査委員会で事実関係の究明が行われるとの見通しを示しました。