(ブルームバーグ):米半導体メーカー、マーベル・テクノロジーが発表した5-7月期(第2四半期)の業績見通しが市場予想を上回った。また、人工知能(AI)向けデータセンターに利用される半導体の需要を理由に、通期売上高見通しを上方修正した。
27日の発表資料によると、5-7月期売上高は約27億ドル(約4300億円)となる見込み。アナリスト予想平均は26億ドルだった。利益見通しも市場予想を上回った。
マーベルのマット・マーフィー最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「AI関連の受注は極めて好調だ。その結果、前四半期に示した2027年度と28年度の売上高見通しを大幅に引き上げる」とした。
マーベルは、AI向けソフトウエアやサービスを構築・運用するデータセンター用システム需要の急増が追い風となっている。同社の一部門は、大手企業による独自プロセッサーの設計・製造を支援しており、同社の業績見通しはAIインフラ投資の動向を映す指標の一つとされる。
同社株は引け後の時間外取引で一時上昇したが、ニューヨーク時間午後5時13分(日本時間28日午前6時13分)時点では横ばい。株価は年初から今回の決算発表までに2倍超に上昇していた。
同社は3カ月前、27年度の売上高が110億ドル近くに達するとの見通しを示していた。今回、見通しを引き上げ、約40%増の115億ドル近くになるとした。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は110億ドルだった。
2-4月期(第1四半期)の売上高は前年同期比28%増の24億2000万ドル。アナリスト予想は24億1000万ドルだった。一部項目を除く1株利益は80セントで、市場予想と一致した。
原題:Marvell Boosts Annual Forecast, Citing AI-Fueled Demand (1)(抜粋)
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