(ブルームバーグ):25日の原油相場は大幅下落。ホルムズ海峡の再開に向けた米国とイランの交渉が進展しているとの見方が強まった。
米ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は一時7%余り下落。約3週間ぶりに1バレル=90ドルを割り込んだ。北海ブレント先物も大きく下げ、96ドル台に下落した。

トランプ米大統領は停戦延長とホルムズ海峡の再開を巡るイランとの暫定合意に向けた交渉について、「順調に進んでいる」と発言。米国とイランが合意に近づいている新たな兆候だと受け止められた。
また仲介国であるパキスタンのムニール陸軍元帥は、中国の王毅外相と会談し、米イランの合意は「成立間近だ」と伝えた。
TDセキュリティーズの商品戦略グローバル責任者、バート・メレク氏は、「ホルムズ海峡はそれほど遠くない将来に再開されるとの見方が広がっている。市場は需給環境が再均衡し、状況が正常化に向かうことを織り込みつつあるようだ」と述べた。
米国と英国が祝日だったため、商いは低調だった。米国ではメモリアルデーの祝日が伝統的に夏の旅行シーズンの始まりとされ、ガソリン需要が高まる時期に当たる。
米国とイランは、恒久的な合意を模索する中で、停戦を60日間延長する覚書を策定した。米紙ワシントン・ポストが米政権高官の話として報じた。合意に至れば、その間にホルムズ海峡の機雷除去が行われ、船舶の航行が再開されるという。
原題:Oil Slides as US Touts Progress on Deal Toward Reopening Hormuz(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.