ルビオ米国務長官は実質封鎖されているホルムズ海峡に関して、今後数時間のうちに「良い知らせ」があるかもしれないと述べた。

ルビオ長官は24日、訪問先のインドで記者団に対し、「この件について良い知らせがあると考えているが、最終的な話ではない」と発言。「ただ恐らく、きょう追加で説明することになるだろう」と語った。

インドのジャイシャンカル外相との共同会見の席で、ルビオ氏は「一定の進展があった」と述べた。「進展があったことを過小評価するつもりはないが、依然として取り組むべき課題がある点も付け加えておきたい」と述べた。

トランプ米大統領は23日、イランとの和平合意が成立に近づいており、ホルムズ海峡の再開も近く発表されるとの見通しを示した。一方で、イランの一部メディアはこの主張に疑問を投げ掛けている。

トランプ氏はSNSへの投稿で「米国、イラン、他のさまざまな国の間で、最終調整を条件に、合意について交渉がおおむねまとまった」と書き込んだ。

ニュースサイトのアクシオスが米政府当局者の話として伝えたところによると、この合意案には現在の停戦を60日間延長する内容が含まれ、その期間中にホルムズ海峡を再開し、イランの原油輸出も認める方向だ。その後、イランの核計画を巡る追加交渉が行われるという。

草案では、イスラエルと、レバノンを拠点とする親イラン民兵組織ヒズボラとの戦闘終結も盛り込んだ。ただ、イスラエルが受け入れに慎重姿勢を示す可能性がある。

イランの準国営タスニム通信も同様の内容を報じた上で、石油関連制裁の適用除外が石油化学製品にも広がる可能性を伝えた。ただ、交渉状況を巡ってはイラン側から食い違う見解も示されている。

イラン当局者は、戦闘終結に向けた米国との協議は進展しており、残る主要な対立点は後に調整可能との認識を示している。一方、イラン半国営のファルス通信は24日早朝、トランプ氏が示した合意間近との見方について、「現実とかけ離れている」と報じた。情報源は示していない。

パキスタンや、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、エジプト、トルコ、カタールなど周辺国は、6週間前に成立した脆弱(ぜいじゃく)な停戦の延長を目指す交渉で役割を果たしている。トランプ氏は23日、これらの一部首脳と協議し、「和平に関する覚書」を巡って意見交換したと説明した。

原題:Rubio Says ‘Good News’ Likely on Hormuz as Iran Talks Go On (1)、Trump Touts Imminent Iran Deal That Would Reopen Hormuz Strait(抜粋)

(第1-3段落にルビオ米国務長官の発言内容を追加して更新します)

--取材協力:Salma El Wardany、Dan Williams.

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