(ブルームバーグ):事実上封鎖されているホルムズ海峡を通過した出光興産の大型原油タンカーが25日にも日本に到着する。中東紛争後に同海峡を経由して日本に到着する初の原油タンカーとなる。
経済産業省で危機管理・事故対応即応対策統括調整官を務める細川成己氏が22日、記者団に明らかにした。サウジアラビアで原油を積んだタンカー「出光丸」で、伊勢湾内にある同社の愛知事業所に到着する予定だ。
出光丸は2007年建造のパナマ船籍で、2月下旬に米国とイスラエルがイラン攻撃を開始する数日前、ペルシャ湾に入っていた。3月上旬に、サウジアラビアのジュアイマ積出港で200万バレルの原油を積載。4月27日遅く、1週間以上停泊していたアブダビ北西沖から海峡に向けて航行を開始した。その後、ケシュム島やララク島付近のイラン当局が承認した北側ルートをたどり、海峡を通過したことが追跡データで示されていた。
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