高市総理は、韓国の李在明大統領との日韓首脳会談を終えました。イラン情勢が不透明な中、どのような成果を上げたのか、現地からの報告です。

今年に入り、互いのふるさとを行き来した両首脳ですが、日本の政権幹部の1人は「かつてないシャトル外交だ」と話し、個人的な信頼関係の構築に手応えを感じていました。

今回の会談で大きなテーマの1つとなったのは、エネルギー安全保障の強化です。

イラン情勢にともない、「資源大国」ではない両国にとってエネルギーの安定供給は喫緊の課題ですが、両政府はエネルギー安全保障を強化するための共同文書を発表しました。この中で、危機の際には互いに石油製品を融通し合うなど、具体的な協力に向けた「産業・通商政策対話」を立ち上げることで一致しました。

また、北朝鮮をめぐっては、▼核・ミサイル問題について日韓・日米韓で緊密に連携することを確認したほか、▼拉致問題の即時解決に向けた取り組みの重要性について首脳間で一致しました。

地域情勢とエネルギー問題という課題を克服するために、今後も日韓での連携を継続することが求められます。